この朝ドラには、自分が損をしたとしても長い目で見て人を育てようとする人々が登場しました。サヤカさんやラボの社長さんなど。そうやって育てられた人は(モネ)は、今度は自分がそういう立場になった時に同じように人を育てる人になるでしょう。モネはサヤカさんのようになりたい、と目標にしてますから。

「おかえりモネ」のドラマ作りの姿勢を大いに褒めたいのは、モネが東京の生活で地震にあってフラッシュバックをおこしたり、それを菅波など周囲の人がかっこよく助けたりという展開を入れなかったところだ。たぶん普通の震災ドラマなら半年もあれば一度は入れたくなるところだと思うが、被災者が見て傷つく表現は極力避けられていた。
唯一モネが移流霧を見て涙を流すことがあったが、清原果耶の静かな演技が深く心に刺さった。

１月１７日阪神大震災。当時高校生だった自分はまだ夜明け前の暗闇に燃え盛る街並みがうつっていたテレビ画面を鮮明に覚えている。信じられない光景だった。
「おかえりモネ」は東日本大震災復興支援で土地としては登米と気仙沼が選ばれたが、「あまちゃん」の三陸や「エール」の福島など様々な土地がすでに選ばれており、朝ドラとしての役目は十分に果たしていると思う。

ギリギリ瀬戸際に立たされた亮ちんの「今だけでいい」という懇願を切り棄てておきながら、気仙沼編で「未知は亮ちんが好きなんだよ」と押し付けるモネ。見事なダブルスタンダードに呆れた。モネを好きになれない最大の理由。

さだまさしはかつて歌った。「運がいいとか、悪いとか、人は時々口にするけど、そういうことって確かにあると、貴女を見てて、そう思う♪」

最初モネは子供だった。何もかも親がかり保護者がかりで生活の心配はまるでなくて、無料家庭教師と学習場所もゲット。お荷物社員のまま最後まで。反対に亮ちんは独力でサバイブした。

カムカムの安子やるいが新天地で見知らぬ人に出会いに助けられて生きていくように、モネや菅波先生も新たなステージで様々な出会いによって人生が拓けていく。朝ドラはそこがいいんだと思います。
モネは始めこそ祖父の縁故ですが、朝岡さんと親しくなったことや試験合格、就職と新規事業開拓案が採用されたのはモネ自身の力です。

モネは恵まれてるけど、本来、人はみな人のつながりに恵まれていなければならないんじゃないか。
宇田川さんとか鮫島さんとかトムさんはそういうエピソードだったと思う。

サヤカさんと龍己さんはただの知人以上の仲。船に使う材木を育てる山の主と海の人達との繋がりは作中で語られており、サヤカはモネを幼少期から知っている。
龍己さんの生き様が人の輪を広げ、苦しむ孫を預かってもらうこともできた。孫は誰かの役に立ちたいと頑張るように。よい循環がモネを育てた。

ネットでも文字になると信憑性が増すと思うのか情報を鵜呑みにするのは危険で、トイレットペーパー騒ぎは記憶に新しいところ。自分の頭で考えて自分の感性と判断力を信じたいもの。遠くトンガの火山噴火で危険なのは洋上を航行してたり操業してる船舶。津波に気象予報士は力になれないが火山灰の行方は追えるかもね。亮ちんの船は近場で操業だろう、とか親子で学べることはたくさんあるね。

非正規雇用で働いていたがコロナを理由に契約更新できなかった。半年経っても再就職できない地方在住者の目から見ると朝ドラはフィクションとは承知してるが、有力者の知り合いに就職の世話をしてもらい、住まいの世話をしてもらい、赤字を出しても雇用されて給料もらい続けるモネのなんと恵まれたことか。

そう思っている視聴者もいることを知ってもらいたい。

津波警報に、ここで若いお子さんが真っ先に気仙沼を心配されたと投稿を見て、心洗われる思いになりました。ご両親周囲の方々思いやりある人に囲まれ、優しい子に育っておられるのでしょう。気仙沼の地名が浮かんだのは、もしかして朝ドラの影響もあったでしょうか。見ている若者が思いやり気遣いを育むのに少しでも役に立っているのなら、このような朝ドラは今後も続いて欲しいものです。

先に指摘された台風エピの頃に熱海土石流が発生した。東日本大震災とは比べ物にならない規模だが日本各地で人命が失われる天災は頻繁に起こる。家族や家屋や仕事を失う被害は登米と気仙沼だけではない。補償も支援も乏しいまま忘れられた被災者たちとの差を感じざるを得ない。

17日お昼からの「徹子の部屋」に藤竜也さんがゲスト出演されます。鈴木京香さんのお名前もあるのでモネの話が出るかな？気仙沼の観光事業にも協力されているので気仙沼の話題もあるかもしれません。
番組は事前収録だと思うので今回の津波の話はないと思います。沿岸地域の方は大丈夫だったでしょうか？深夜の避難指示に驚きました。遠い国の火山噴火がはるか日本にまで津波になってやってくるなんて・・・

脚本と主要男優二人で民放ドラマと映画の宣伝色があからさまだよな～って、映画公開がコロナで遅れてモネ放送が映画宣伝になってるな～って思ってたら、朝岡役の男優が仮面ライダー主要だと。モネ絡みで石ノ森章太郎記念館が出てきた背景にはこれもあったのか～。人気俳優のスケジュール押さえるなは何年も前から水面下で動いてたはずだからな、なんだかな～。

夜テレビをつけたら津波警報
画面にうつった「逃げて！」の字にあの日がよみがえり震えました。
私は震災の直接の被害にあったわけではないけれど、あの日のことは鮮明に覚えています。津波の映像に衝撃をうけ、小さかった子供をぎゅっと抱きしめました。
大きくなった子供たちが「気仙沼大丈夫かな」と言いました。東北だけでなく広範囲に津波がきています。どうか被害がないことを祈ります。

昨夜の津波緊急特番、さすがNHKは即時に番組を生ニュースに差し替え、全国対応した。地方局も地元密着の最新情報を提供し続けた。
モネとサヤカのパジャマパーティーの用な台風の夜、深夜３時過ぎのテレビに写っていたのは民放の朝岡。地方なら東京キー局よりNHK見るよな、と当時も「番組制作上の都合良さ」を感じたことを昨夜の津波で再度実感した。

公式ツイッター最後の日。夜ツイッターを開くとファンの方々の「公式から一つずつツイートが消されている」との声が。ファンの皆で公式終了を見守りました。こんなの初めてです。
「おかえりモネ」で初めて配信契約し、スマホでテレビを見るようになって、ツイッターも始めて、多くの人と感動を共有しました。こちらでも熱意あふれる意見が多く、とても見ごたえのある朝ドラだったと思います。

10年では、まだまだ到底消化し切れない心の奥底の重く複雑な想いや悲しみに、寄り添って下さった。残された者に、その気持ちのままに【生きて良い!!】【生きて行け!!】と。力強い、後押しを頂けた・・・と被災者の感謝の言葉。
こういう声が沢山ありました。おかモネ関連タグのツイは今後も続くでしょう。
モネ、亮ちん、みーちゃん、役者さんの今期出演ドラマも引き続き応援しています。

祖母が牡蠣の精になってナレする、初回冒頭からファンタジー宣言してるんだから整合性とか企業コンプライアンスとか気にしちゃダメなんだよ。

そう思ってたら最終回間近に枯れ果ててた木片から芽が出て大きく成長する謎を、モネが先んじて龍己に説明する場面があった。稀にあることって言ってたけど信じられんわ。

ドラマの話をすると、
ドはまりした子供たち（中学生～大学生）が言うには、モネも菅波先生も「仕事を一番に考えるあなたが一番好き」なところがよかったそうです。

現行の大阪の街は和歌山のポルトヨーロッパだし(当時の大阪というより神戸や横浜みたいと指摘されてる)、あさが来たでは東京の街並みとして同じくポルトヨーロッパ。
ドラマですから距離感が変だったり、大阪も東京も実は和歌山で済ませたり。朝ドラあるあるですね。

ちなみに、登米編最終回でモネが歩いて旅立ちますが、その時に一瞬うつる川の映像はドラマはじめの方でモネが自転車で川沿いを走っている時の映像なので不思議なことになっています(笑)
これも朝ドラあるあるです。

「復興支援」朝ドラなのでね。
登米までロケに行ってて駐車場しか写さなかったらだめでしょ～
北上川沿いをヒロインが自転車で走る映像がいいんですよね！
川は移流霧回（モネのトラウマの片鱗、朝岡さんがモネを導くきっかけ）、BRT回（最後に川沿いを菅波先生と歩いて距離が縮まる）でも重要でした。

初回モネは山中のサヤカの家から川沿いを通り登米の街中と走り抜けて町外れの組合に出勤。自転車で。後日は書店にも自転車で行った。途中さすがに車通勤に変えたけど、少なくとも２回は自転車通勤。何時間かかるんだ、と。😏😏
なんともまあ観光応援企画な朝ドラだなぁと苦笑したのを覚えてる。初回の爽やかな始まりはどんより重たい内容に移行しラストの家族の秘密の暴露合戦…。

ツイッターが終了と聞いて最後のお知らせを見てきました・・・
ＤＪモネの笑顔が尊いですね・・・
坊主ＤＪ三生ももっと見たかったなあ・・・「三生 愛の説法部屋」みたいな。

紅白であの日できなかった卒業コンサートを見せてもらえたので、続編ではモネと菅波先生の結婚式ｉｎ登米とか見せてくれないでしょうか。

カムカムも春4月頃ホテル面接がダメで直後クリーニング屋へ、初給料は夏のたしか7月だったかに貰ってました。あ、モネと同じ、と思ったので覚えてます。また指摘投稿出て来るかな？と思ったけど、スルーされてて。昔はそんな感じで現在でも経営難の所ではそういう職場もあり、法には触れないと。正直、おかえモネもカムカムもいくらでも細かいホコリ出て来ます。そこまで根掘ってたら朝ドラ成立しないでしょう。

もう録画も消してしまったので確認できませんが、モネが登米組合に就職したのは高校卒業直後の４月だと思ってたので、初給料が７月のお盆直前だったのには大変驚きました。木材加工の作業場で事務服のボタンを止めないでピラピラさせて動き回っていたのも大変危険な行為で、この脚本家や演出家は働いたことがあるのか、考証は何してるのかと大変疑問に思ったものです。

公式Twitterが金曜日で終了と聞いて・・・
遡って見ていますが、やっぱり登米編と東京編がよかったですね～。
気仙沼編は時間がなかったせいか切羽詰まった感があって。
登米の森林組合、東京の汐見湯コメディ回のような楽しい一時がもうちょっとあったらなあと思います。
あ、続編でもいいですよ笑

コロナ禍では、ドラマも映画も延期・中断や立消えになったものも多い。新規のドラマが放映されない時期が続いた。朝ドラはエールだけが一時期中断して再放送されたが、その後は回数が変則的になりながらも中断せず続いている特殊な長期ドラマ。エール後は、どれも放送回数が未定で発車している。舞台やロケ地も異なるし、カットされる量も作品ごとに異なる。全てが同条件ではないので、比較は出来ない。

サヤカさんが養子をとらないことに意義がありました。
翔洋さん（ハマケンさん）もヒバの木保存の時に言ってましたけど、家族に残して伝えていくことが今の時代は「足枷」のようになっちゃうんですよね。難しい問題。
その解決策を模索した結果のサヤカさんの生き様。モネとの関係も血縁や義理じゃなく、信頼と尊敬で紡がれた絆です。