藤堂議員はデリヘル嬢とは、仕事以上の関係ですね。犬崎派に責められる事態になるかも。
でも、その時こそ、世の常識を逸脱している智子議員が、助力を惜しまないでしょう。

前回で智子が冤罪で救った男が、ぷーたろうをしているので、智子が「働きなさい、云々」と言います。
「気持いいんでしょうね。人に説教すると」と、ぷーたろう。

当方にも説教癖があって、ドキリとした言葉でした。
他者に説教するときは、上からの目線です。している方はとうとうと自説を述べて、自己心酔です。

本ドラマには、こういうたぐいのセリフが折々入り、含蓄に富みます。

犬崎議員扮する古田新太さん、いかにも悪徳議員みたいな風貌で楽しいですよ。
風貌だけで、すべてを語っているような。
相当に演技派ですね。

目下のところ分からないのは、市長の河原田晶子。どうぞ、クリーンなままを貫いて佐藤議員を助けてください。佐藤議員には賢明な夫と新聞社に勤めているママ友がいる。この石田さんもよい智慧を貸し佐藤議員を援護してくれています。

う～ん…これって私が想像していた筋書きとは違うのかもしれない。すご～くワクワクしてきた。予告を見ると裏がありそう…これから先がとっても楽しみです。でも、藤堂議員の正体がデリヘル嬢にわかってしまいました。なんだかなあ～どうなるのかなあ。

政治学などは基礎から修めたであろう藤堂誠、その彼がやはり佐藤智子という異文化に触れ、お互いに触発されるのはいいですね。
「忖度」の意味も知らないと舐めている市議会のドン・犬崎議員、佐藤智子の真っ直ぐな怖さを知らないね。教養よりも強いのは熱い心です。藤堂議員はそれを看破した。難しい言葉は知らなくてもいい。
人を思う暖かい心さえあれば。

待ちに待った「民衆の敵」の日です。
さあ、どんなハプニングが待ち受けているか。
醒めた目を持つ藤堂誠から佐藤智子は何を学ぶでしょうか。

本日、北九州市で立て籠り犯が出ました。住人いわく。「人当たりが良い人だったのに」。
いい人だから罪を犯さない、と決めつける智子議員に「いい人は悪いことをしない、なら簡単です。世の中もっと複雑なのです」と藤堂議員。
智子議員は、まだひよっこ。これから様々な不条理に打ち当たることでしょう。
しかし、直せる不条理は粛清できます。出来ないとうっちゃっている怠け議員の目を醒ましてください。

役所って頑迷固陋の老人に似ています。一度決めた規則は曲げない。
どんな事情があろうとも、同一視し、平均化して処理をしてゆきます。
そして警察や福祉関係とつながっていて、規則通りの対応をします。
マスコミに叩かれるのが怖い。

それに対して「世の中、おかしくはないですか」と切り込むドラマは痛快です。

後先のことをあまり考慮しない、猪突猛進の智子さんステキ！！

事実は小説よりも奇なりです。このドラマで描かれている以上に現実はもっと複雑怪奇なものです。まさかそんなことが？と知らされる事実が数多のごとく世に渦巻いているではありませんか。それをこのドラマはとってもわかりやすく視聴者に提供してくれていますよね。篠原涼子さんと高橋一生さんの役者としての本領が発揮され始めましたね。私はとっても楽しんで観ております。

世の中には白黒で解決できないことが、ほとんどです。グレイゾーンがほとんどです。
佐藤議員は藤堂議員から、それを学びました。
この世は複雑怪奇、不如意に満ちています。

施政者に肩を持つ何のいわれも無いけど、ちょっとした議員の本音の発言に、マスコミも民衆も過敏になり過ぎていないでしょうか。ここまで議員を追い詰めたら、良い政治はできません。

議員は口を噤んでしまいます。
施政はきれいごとでは進みません。もっと本音のいえる議会にしませんか。
佐藤議員の訴えることは、それなのではありませんか。

議員のスキャンダルを求めているのは、民衆のわれわれです。

役所の杓子定規な線引きが、今回のテーマでした。
母子の実態を見ないで、これこれをしたら養護施設へ入所、などという柔軟さの掛けた対応に智子は一矢を報いました。役所も住民のひとりひとりのことをかまけてばかりでは、仕事は進みません。
でも、線引きはいけません。今すこし融通無碍になりませんか。

大学などで政治論を学んできた藤堂氏と、自分の勘で生きて来た佐藤智子。
全然違うからお互いに面白いのでしょう。

ぽんぽんと本音をいう智子はネットで意外に支持される。
国会なら暴言だとマスコミの餌食にされますが。市議会議員はそんなに重要視されていないのでしょうか。

藤堂議員とデリヘル嬢との関係がいつか取沙汰にされるでしょうが、こんな時、智子議員が動くでしょう。

政治への揶揄の仕方が陰湿ではなく、端的で明快なのがいい。
佐藤智子さん、バッサバッサと政治家の悪徳を暴いてください。
そしてついでに、民衆の愚かさも。
民衆にも罪があります。

フジテレビが気の毒。
豪華な人気俳優が演じているのに面白くない。
視聴者が求めているのは、痛快なテンポの速い話なのに、ジメジメノロノロしたものを作ってしまう。脚本が安易に流れてしまってダメなのかな？フジテレビの社風がダメなのかな？。
悪徳政治家や違法金儲け事業者、サボリーマン役人をバッタバッタと切り捨てる物語を期待していたが、残念だ。

智子の夫扮する田中圭さん33歳。篠原さんは、44歳。年上女房ですね。
田中圭さん、このドラマで人気上昇しそう。
登場人物のなかで最もノーマルです。

佐藤智子の夫、佐藤公平は働きながら子育てをする我々には理想の夫。
無知な智子に色々と教えながら、家事をこなし子育てをする。

この人こそ市議会議員になればいいのに。

奥さんに養われるであろう未来を卑下もせず、楽しんでいます。
この生き方がいいですね。
昔は「髪結いの亭主」などと揶揄しましたが。

良家の御曹司だけど父親と何か軋轢のありそうな藤堂誠議員。
何か謎がありそうで魅力があります。

前回のベッドシーンの女性、デリヘル嬢だったのですね。
この関係は、政界ではお咎めなしですか。
不倫などとは関係ないのですね。
屈託がありそうで、智子議員一家との関係で良くなりそう。

本年の流行語大賞になるかもしれない「忖度」を知らなくても、熱い心が大事。
あんな分厚い国語辞書などを持参しなくとも、スマホがあればもっと広くわかるのに、たぶん無いのでしょうか。
余市長もユーモアの分かる人で良かった。
笑うところがあちこちでした。
市議会議員でございますと、権威風を吹かせている人を揶揄っているようで、佐藤智子さん、たのしいよ。

登場人物が画面に話しかける演出、昔からあるけど（映画『アニーホール』とか）緊張感に欠けるので多用しないでほしい。卵焼きよりステーキもね…　地方のファミレスで千円もかからずステーキセットを食えるところもあるよ。実家が築地の卵焼き屋のテリー伊藤さんは気分悪いだろうね（笑）

再放送の『僕のヤバイ妻』を見ています。
高橋一生さん、ちょい悪役をしていて、面白いです。
キムラ緑子さんと向き合っても遜色のない演技、愉快です。
今夜はまた違う顔を見せてくれるでしょう。

第一話はドラマの序章。これから議員としての活動が始まります。
上からの目線でなく、一庶民としての意見をどんどん盛り込んでください。
市議会議員だから特別のステータスにいるなんて、決して思わないように。
慣れとは怖いものです。

前は篠原涼子の演技が好きでしたが、段々鼻についてくるようになっちゃいました。２話目が楽しみって感じにはなれなかった。古田新さん出てるし、話としては面白くなりそうなんですけどね。

おかしいな、と思ったのが篠原涼子の立候補の仕方。ありゃ告示日でもないのに立候補してるね。そんな非現実的な設定ってあり？　一気に興ざめよ。世の中、おかしくないですか、って設定がおかしいじゃん。途中で見るのやめたよ。

マンガチックだけど、現実の政治家ってこんなものかも。
意外に哲学的に物を思う人間は、政治家にはならないのでしょうよ。
お気軽に、責任は他人に回避して生きている輩たち。

イチバン茶番的で滑稽な存在でしょうね。
税金や議員の費用で、そんな多額な実収入はないでしょう。
知人の夫が議員になり、先祖からの田畑や山林、あげくの果てに自宅まで売り払い、アパート暮らしをしている御仁がいます。

古田新太さん、市議会のドンとか。演技には定評があります。
どんなワンマンぶりを発揮してくれるでしょうか。

かたや、豪華マンションに住むセレブな夫婦を描くかと思いきや（具体例では「奥さまは、取り扱い注意」）、このドラマは貧困層ですね。
ごたごたと物を積み上げた狭い部屋。
不思議にそこに暖かさを感じるのは、当方も貧困層なのでしょう。

息子さんが「ステーキ」と連呼してますが、あの年齢であの設定で、ステーキの美味しさを知っているのは違和感です、我が家の息子はステーキとは何かも知らないです。

篠原涼子のお子さんはステーキよりもっと美味しいもの食べてるんだろうなぁと思うと感情移入できませんでした。ごめんなさい。結構な豪華キャストなのにね。

テンポがよくて、もっと硬派なドラマかと思ってたら意外とコメディタッチで楽しくみることができました。