エランドール賞新人賞の候補者に
永瀬廉さん
蒔田彩珠さん
今田美桜さん
が選ばれたそうです。
「おかえりモネ」から三人も！すごいですね～

正義感が強く、優しく、美しい母と、ちょっと尻に敷かれた感じの父との恋愛話…面白かったなあ…。娘の立場では、意外って思うだろうし、視聴者も、へえ〜って、楽しい恋バナでした。でもね、この両親の元々の性格が、ドラマの伏線となっていましたよね。ああ、そういう事か…って納得させられた。自分の生徒達より、我が娘達を、より心配してしまった事で、教員を辞めた母…。本当に良く練られた脚本でした。モネ、凄い！

透明なゆりかごはオリジナル脚本ではなかったと記憶している。たしか原作は漫画であったと…。昨日何食べた？もよしながふみの漫画作品。リッチマン・プアウーマンは演出家・増本淳プロデュースの作品。特定のモデルに絞り込むのは困難だがスティーブ・ジョブズを筆頭にマーク・ザッカーバーグなど米国のＩＴ大手の起業家がお手本となる。安達奈緒子は恋バナの会話の組み立てに評価を得たが循環という骨格のテーマに力及ばずか！？

朝ドラとしては異例で、明るさも軽快感もありませんでしたが、確実に爪跡を残し、歴史に残るものとなったと思います。暗くて視聴率が低い作品は満足度も低くなりがちだが、不思議と満足度が高い(個人的に)。チャレンジングな姿勢で毎日楽しませてくれたことに感謝。

断っておくがモネを全否定しているのではない。だが明らかに失敗作だと判断している。企画時の目論見通りいかず失敗したと指摘している。そういうとコロナを持ち出す人が必ずいるがエールはコロナ禍で予定外の望まぬ再放送まで強いられたのに最後ははね返して成功したと判断できる。それはドラマとして尽くすべき手を尽くしたからだと思う。モネはそれをせずむしろ拒絶して損をしたと思う。カムカムは手を尽くして１７％台を維持！

２７回
実家でお正月を迎えたモネは気象予報士の試験を受けると家族に報告。
みーちゃんはモネに教えている診療所の先生が若い男性だと気付いたようです（すごい）
モネが家族にトムさんの話をふるとはぐらかされます。
トムさんはモネに両親の馴れ初めを聞かせます（笑）予想に反して、亜哉子さんがコージーにベタぼれだったのでした。

おさらいモネ
２７回
写真家の田中トムさんが森林組合に木のダイニングテーブルセットを注文しました。
トムさんの喫茶店に行くと、モネ父コージーの若かりし頃の写真が。
トムさんは両親の古い知り合いでした。
モネと菅波先生はクリスマスツリーの木の下で、全く色気のない会話を繰り広げていました（笑）
森林組合員たちが見守る中、何事もなくその年のクリスマスは終わります。

リアリティで連想したがリアリティショー的な要素がモネに含まれていると感じた。同級生の海辺の集合図はマンマだし同級生集合のモチーフは何度も出てくる。世界的に人気の高いカテゴリーなので制作の誰かが意図的に仕込んだと想像する。ただ直前に自殺者が出る番組があっただけにあからさまに対応できず中途半端に終わったかもしれない。リアリティショーは本物のリアリティではないが撮影スタイルはモネもドキュメンタリー的だ！

安達奈緒子さんはオリジナル脚本でヒット作出してますよ。最近は賞を取った「透明なゆりかご」「昨日何食べた？」で有名ですが、その前は「リッチマン・プアウーマン」など恋愛もので刺さるドラマを書く人として有名だったと思います。「おかえりモネ」の菅波先生の人気のすごさは書いたご本人の安達さんも驚いていたようですが（笑）。ほんと、菅波先生の裏表のないひたすら誠実な生き方は現代女性の心にどストライクでしたね！

菅波には対人スキルも恋愛テクニックも計算もなく、気の利いたことも言えず不器用で本音しか言わない裏表のない人です。人の心に響くのは必ずしもテクニックではないことを証明したのが、俺たちの菅波です。
菅モネの恋愛は地味にコインランドリーで育まれ、思わせぶりも駆け引きも焦らしもない。なのにキュンキュンする視聴者が続出し、この現代の感覚が共感を呼びました。

港、とは言い得て妙ですね。美波もみーちゃんも漁師という船にとっての港。
美波さんはまさに港のように新次さんを島で待っていたけど、みーちゃんは自分も島の外に出て自分の人生を歩むんですね。でも心はいつもりょーちんの帰りを待っている。
モネと菅波先生、みーちゃんりょーちんのドラマ、どちらもドキドキハラハラというより、どうか幸せになってと切に願って見てました。

このドラマは徹底してリアリティ重視だと思います。ファンタジー要素はナレ祖母の転生くらい。
サヤカさんも龍己さんも生身の人間。龍己さんは奥さんが死んで寂しい、体にがたがきて、息子や孫とぶつかり、長年の同志に愚痴をこぼす。でも前を向いてしぶとく生きていく。そこがかっこいい。
サヤカさんも同じく。登米を守り人を育て巣立たせてきた彼女が最後にようやく登米を出て気仙沼までやって来た。新たな一歩。

今回モネを視て清原さんってこんなに暗いだけののっぺらぼうな俳優さんだったのかと訝った。清原さんとしては演出に基づいて考え抜いてその演技をしていると信じる。しかしそれは控え目で解り辛い。一方萌音さんは事故の場面で迫真の演技を見せる。プロでもアマでも脚本を志す人に有用なあらゆる良いテクニックがカムカムには鏤められており、モネにはそれが無い。良い脚本を学ぶ人はモネよりカムカムから多くを学ぶことができる。

【アンケート記事を10月31日に配信したところ、1週間近くが経った11月5日14時現在で1万465票が集まりました。
 （テレビウォッチ編集部11月10日追記）配信時点ではアンケートに締切設定はしていませんでしたが、急激な票数の増加などをうけまして、本日段階で設定を行いました】
11月5日では約1万票だったのが5日後には4万票を越え、逆転して締め切られました。

投票しようとJキャス内へ、既に投票終了してました。
こちらが最終アンケート結果です。投票総数、途中経過から4倍増えてました。

投票総数42714票

朝ドラ史上最高レベル 45.82%(19572票)
朝ドラ史上最悪レベル 35.49%(15159票)

すごく面白かった、まあまあ面白かった含めて56.36%、過半数が満足してます。上出来です。

今週でも髪型の変化で時間の流れや生活ぶりの改善が表現されているし、複雑な多数の出演者の関係性を暗示していた。それでナレーションが簡素化され内容に集中できるならドラマにとって悪いことではない。人によってはステレオタイプ化を嫌う向きもあるが程度問題であり表現に誇張は避けられない。モネは主たる登場人物が近い世代に集中しているので特に東京編以降の関係性の把握に戸惑った。これによる脱落者に工夫が必要だった。

それでもドラマとして尽くすべき注意を少しでも払っていたならここまで朝ドラ史上初ともいうべき一本調子の右肩下がりは避けられたと思う。ネットは極端な意見がダイレクトに届くのでそれが全てだと思いがちだが物言わぬ多数派に対する配慮がドラマには必要だ。その良い事例はカムカムに多数散見される。描く時代背景の問題では無い。時代劇の言い回しではないのだから戦中戦後の演出で現代に使えるものは多数あり応用可能だろう！

登米編にはその辺りの事情がよく表現されていた。森の精霊の化身のようなサヤカ姫。これはもののけ姫を連想させる壮大なファンタジーを下敷きにしていると思った。キャストも舞台も完璧だと思った。気象予報士はゴールではなく通過点でいいと思った。大事なことは循環の思想でありそれを学ぶ手段として気象予報があって良い。未来は予測できるんですねと百音が驚きながら顔を輝かせた時それは地球の未来をも暗示していると思った。

Ｊ－ＣＡＳＴニュースのアンケートは私も記事を見て投票に行きましたが一人で何回もクリックできて、私が見た時はすでに１位が「史上最高レベル」になってましたよ。２位が「史上最悪レベル」でこの二つが競っていました（笑）アンケートとして全然意味がないので今は削除されているようです。
放送当初に厳しい意見が出ていたのに終了後は大絶賛というのは配信で最高記録を出したと公表されたからでは？

モネがドラマとして尽くすべき注意を充分払っていたならあまちゃんの再来、いやそれを超える名作に成り得たと思うと大変残念でならない。モネの柱となるテーマは何か？自分は震災復興とＳＤＧｓであったと考える。そもそも復興とは何か？復興は復旧ではない。復旧を超えて未来へと橋渡しすべきテーマとしてＳＤＧｓが導かれたと想像する。でもＳＤＧｓってちょっと難しいよね！と企画会議あたりで課題となり水の循環、気象となる。

J-CASTアンケート、投票受付中
投票数10465票
史上最高 1896票
すごく面白かった1062票
まぁまぁ面白かった561票

ドラマを見た人の中の一部1万人強のうち、合わせて33.63%が満足してるならドラマとしては合格ラインじゃないですかね。このアンケート知らなかったし、私も投票したいですね。

受信料を払っていないと、NHKプラスは契約できません。それ以外で朝ドラを配信で見るには、有料オンデマンドかほかの有料動画サイトに加入しないと見る事はできません。カーナビやPCスマホでTV視聴出来るなら、TV本体が無くても受信料を要求されます。朝ドラ20%を越えても、数十万人の視聴の裏でそれ以上の見てない人が料金を負担してる事になり不要論が起こるわけです。見たい人だけ支払う仕組みが必要です。

新しい形のドラマで成功したからギャラクシー賞月間賞に選ばれたのだと思います。評価は様々にあるのだからよい評価も認めてはいかがでしょう。視聴率が低いのも事実ですが配信が高いのも事実ですよ。合う合わないはどのドラマにもあることです。モネ以降の作品が全部モネのようになることもないと思います。でも「ちりとてちん」が当時の低視聴率でも人々の心に残っているように、「おかえりモネ」も人々の心に残ると思います。

ネットアンケートは一人で複数投票できるのが多く東京制作の朝ドラはアンチが多いので参考になりませんよ。どこでも東京制作の朝ドラは評価点数が低いとネット界隈では常識です。今回もアンチタグが放送初日に待ってましたとばかりにわいてました。重箱の隅つつかれるのも東京制作が多いですよね。
配信は受信料払っていることが加入条件。今後受信料を払わなくなる人が増えるから先手を打ってるんです。

２６回
出過ぎた真似をしたと謝るモネに、熊さんは飴ちゃんを渡し雰囲気が柔らかくなります。作業員たちがもっている資格の自慢を始めます。
表で田中さんが倒れ、何もできないモネの目の前で菅波先生が救助します。
モネは菅波先生から国家資格の重みを教えられ、気象予報士になりたい気持ちを新たに。
菅波先生は気象予報士試験のスケジュールを立てモネは「やります」とはっきり言いました。

おさらいモネ
２６回
森林組合でモネと菅波先生は田中トムさんから写真を撮られます（ニコイチ原点の写真）
雷が心配になったモネは山にいる熊さんに電話しましたが熊さんは自分で判断すると聞きません。
命の安全を優先してくれと息巻くモネですがベテランの熊さんに一蹴されます。
呆然とするモネは、林業は労働災害がとても多い業種なので熊さんは作業員の安全を一番に考えていると翔洋さんから諭されます。

新次さんにとって、美波さんは港だった。港がないなら、船は出港も帰港もできない。だからもう船には乗れない。
亮ちんは未知の気持ちを受け入れたのとは違う。嵐の時に気づいた、未知が自分の港であると。嵐のあいだ怖くなかった、自分には帰る港があるから。

１８人を得る為４２人放り出した！他の所でも述べられていたと思うがモネはドラマとしての完成度を放棄したいびつな作品であった。それに強くひかれた少数の人々は確かに存在したがそれを最悪レベルと思った人の半数に過ぎない。好き嫌いの、主観の問題ではなく、ドラマとして尽くすべき注意を払っていないのだから当然の帰結だと言える。モネにカタルシスを求めているのではなくモネがカタルシスを拒否して損をしていると考える。

有料配信で事業拡大を目指すならば受信料の徴収は直ちに止めるべきではないか？少なくとも放送事業の収益で配信事業のコンテンツを制作すべきではない。同様に配信事業の目的のために放送コンテンツを歪めるべきでない。配信に力を入れるのを否定しているのではなく、放送を犠牲に配信を伸ばすのは本末店頭であるし仮に放送に明るい未来が無いとしても放送の寿命を縮めるだけに終わると指摘しているのだ。放送にも配信にも不幸だ！

１番問題にしたいのは初回を上回る視聴者を獲得出来なかったという事実だ。広告スポンサーがいないからこそ公共放送は受信料支払者に公平に良質の放送を供給する責任がある。有料配信は別だが、配信が増えれば良いという道理はなく試算してみると配信に見合わない程数字を失っている。そもそもテレビすら持たない若者は受信料を支払っているのだろうか？受信料で番組を制作する公共放送が受信料を支払う層を見捨てる裏切りは是か？