信長、秀吉、家康の戦国三英傑については真田丸で取り上げなくても大河を楽しんでる人なら普通に知ってると思うがね。主役は真田一族なんで真田関連が充実してて良い。制作費だって別に前年が壊滅的だったからと言って減額なんてされないはず。むしろ高評価なので上乗せしてもらいたいくらいだ。土曜日に大阪編特番が再編集してロングバージョンで放送されたのも視聴者の要望が殺到したのだろう。観光地も大賑わいだ。

「秀吉」の人生は、劣等感と疑心暗鬼に裏づけされた【恐怖政治】をモットーとした。極力、身内と信奉者の[ＹＥＳ　ＭＡＮ]で周辺を固めた。寵愛した側室「茶々」にさえ、疑念を有して居た。要は、権力の頂点に位置しつつも、小心者でケツの穴が小さかった。「秀吉」に取り、完全無垢に心を赦せたのは実母と正室「寧」くらいだった。意に沿わぬと側近「三成」さえ排除を常に考えて居た。【寄せ集め外人部隊】如くの軍団。

まだ、秀吉は天下統一は成し遂げていないと思われます。
合戦シーンがまるでなく、部屋の中の密談シーンばかりで
四国征伐、九州征伐も描いていないので、普通の方はわかりにくいのでしょう。
今は関東の雄、北条征伐直前だと思われます。
小田原城。どうせ籠城戦だから戦うシーンはないとは思うが。
お金もないようだし。

天下統一を成し遂げた秀吉に、迷いが皆無だった訳もなく…。お捨を可愛がる秀吉、無垢な赤子の傍にいると和んだのかもしれません。…ところで…母となった茶々VS正室の寧の間に生じた、女の戦いは見逃せません。真田家の新しい妻、稲VS最近やけに元気、おこうの間もいつか戦いがおこるのでしょうか、気になるところです。 きりは、秀次と似合いだと思います。なんか雰囲気似てるし。

いつ如何なる時にも「家康」を意識から封印する事が叶わぬ「秀吉」。肝心要の時には、「家康」に立ち会って貰うが必然の『豊臣政権』の脆弱さを「家康」に露呈する「秀吉」。時時刻刻『豊臣政権』を嘗め尽くすが如く全裸同然に遍く知り尽くす「家康」。『豊臣政権』の隅から隅まで、その強弱総て脳裏に刻み込み尽くす「家康」。無論、【天下取り】の『て』の文字さえ悟らすこと無い「家康」が、期の熟すのを泰然自若と待つ。

おお！韮山城が出たわ～！！韮山が舞台なんて源頼朝＆北条正子の「草燃える」以来かしらね？小田原城攻で山中城も出るかしら？地元民としては自分の住まいが歴史上重要だったと知ることはとっても嬉しいのよ。地元のヒーローを誇らしく思うのよ。まあ今回の家康はヒール（敵役）なんだけどね。地元アゲアゲでいいじゃないよ。誰も振り向いてくれない、来てくれないなんて悲しいもんね。

来週、戦国時代の大河ドラマでまさかの法廷劇ですか！？堺さんお得意の早口長台詞の名弁舌が聞ける～！うれしい！今から大興奮です。これも三谷さんの大サービスですか？
この法廷劇の判決で怒った北条が決起して結果、小田原征伐ということになるんでしょうか。
おもしろそう！長すぎる一週間になりそうです。早く見たい！

「信長」不慮の死に際して【備中大返し】で「光秀」を先んじて撃破～天下取りを驀進して行く事に為った「秀吉」。『戦術』には非凡を有して居たが、【タナボタ天下】は、「秀吉」には重荷だったと推察。貧農の出で、右も左も解らぬ事満載、「秀吉」自身に下地が皆無で自信が無かったゆえに、悪戯に権力を振り回すと云う暴挙に突き進む、己を抑制出来得なかったのだろう。聞く耳有せずの「秀吉」に真の進言は出来得ず。

秀吉はさらに耄碌してきた。先が怖いな～。秀吉の側近は三成と吉谷しかいないの？三者の会議は史実なのか。今回は笑いが少なめで残念でした。大泉×吉田羊×舅は、三谷さんならもっと面白くできそうなのに。まあ、稲がやっぱり扱いにくいおなごとして描かれてるのは満足。

謀反に遭遇した「信長」は兎も角、『豊臣政権』が短命に終わったのが、「秀吉」の勉強不足顕著に三英雄傑中でも飛び抜けた【冷酷】さ、更に、側室数の割に直系の子供＜特に、男の子＞が極端に少なかった事。比して、『家康公』の人質時代に端を発する～法律から軍事までの幅広い知識に子宝＜男子＞に恵まれると云う戦乱の世の必須事案クリアに加えて、有能な苦言呈せる多くの重臣の存在をも欠かす事が出来得ない。

本当の父親がだれか、お茶々様本人に聞いてみれば？と言われた秀吉の答え。
「そんな恐ろしいことが聞けるか！」
ということは、秀吉本人も疑ってたってこと。さすが三谷さん。
たかが落書きで１７人（？）も死刑にする暴君。でもこれはほんの始まりで、これからもっともっとエスカレートして豊臣政権が崩壊していく。そしてそれを間近で見てかかわっていく源次郎。
私もなす術なく豊臣家の崩壊を眺めている気分です。

「あんたの子に決まっているじゃないか」という正室おねのセリフ。
どんな気持ちで言ったのだろうか、女房は。
山本三成が男気を見せた。
只の腰巾着、太鼓持ち、上ゲかと思っていたが。
今回の三成は秀吉に言うべき時はしっかり言っている。
見直したぞ(笑)。

権力者秀吉が権力に溺れている。
落書きを見逃した役人全員が磔か。
国家権力が国民に与える影響は極めて大であり、改めて、
それを行使する側が、タッタ一人で握る事の危うさを改めて感じた。

ま、このドラマ騙し合いが必ず出るねえ。
今度は秀吉をも騙したか。
「露見したら命はないぞ」との三成のセリフに対して...、
信繁の「露見しなければ良いのです」か。
さすが。実に立派だ。
こういうのが世間に多いんだろうな～。
どっかの都知事のコメントとか、パナマ文書を連想した。

＃２０『前兆』～天下人が寵愛する「茶々」が懐妊～贅沢三昧を「茶々」に施す天下人を揶揄する落書きに、我を忘れ横暴を極める天下人、流石の側近「三成」も愚行を重ねる天下人を諌める、その「三成」に【切腹】を命じるご乱心極める天下人を、溜まりかねた正室「寧」が叱責する。「秀吉」に取り、最愛の「寧」は、妻であり・母であり・姉であり～苦楽をともにして来た『戦友』でもある
。包む様な大らかな「寧」の想いに。

おこうさん。放送前から先週ずっとネットニュースで長野里美さんのインタビュー記事や見どころが出てた。放送直前まで「信幸　病弱妻」で検索ワード上位に居続けた（笑）　初登場は「ゴホゴホ…！」で姑にも辛気臭いと邪険にされて、そして信繁婚礼での雁踊り。離縁されるのか、もう会えないのか、と実は淋しく思っていたのだが。真田丸は憎めない愛すべき脇役たちであふれている。阿茶の局の登場も嬉しかった。

信繁くんの探偵っぷりがいいわねえ。三谷さんの古畑任三郎とか近年ではオリエント急行殺人事件やホームズとかを知ってるから、面白かった。落書くらいで一話使っちゃうなんて贅沢なお遊び。僧侶とか番人とか名前も付いてない役の人がこんなに画面に出るなんてねえ。将来が期待されてる三谷組かしら。片桐且元ときりちゃんが真田丸のコメディリリーフなんだね。前半の緩さと後半の緊迫感とがいいバランスで心地良いいわ。

はああ、今日も面白かったー。稲の輿車の後ろで肩を震わせてる従者がいて、はて？いや、まさかなあと思っていたら、びっくりポン!の平八郎（笑） 昌幸が「せっかく化けてるんだ、ほっとけ」も笑えたー。それにしても今週も信幸か可愛そうだわ、家族に振り回されて。常識人の信幸の、何とも言えない微妙な表情が絶品でね。大泉洋さん、上手いわあ。 …そして、小日向秀吉は、怖いこと❗

夫にとって、妻の意見は一番影響力があるものだと思います。…秀吉にしてみれば、三成や信繁の前で非を認めるのは難しい。が、『おっかさん(寧)に怒られてまったで、どもならん…』という形なら、男として引っ込みつかなくなった状況も、まるくおさめやすい。ナイスな寧の助け船、みごと、息のあった夫婦でした。…もしかしたら尾張の人独特の考え方かもしれませんけど…。

こう、別れの場面をシリアスに描いてからの、帰ってくるまでの速さ(笑)。稲も無理難題言うのかと思ったら そんなことか。親父さんが着いてきたりして前半はコント。寧と阿茶局の女の牽制トークも面白かった。幸村は分を弁えず、しゃしゃり出過ぎ。三成の静けさの中の熱さが良かった。寧が駄々っ子秀吉にピシッと叱ったのも良かった。茶々は自分の事に絡んで人が大勢殺されてるのに、本当に何も思わないのだろうか…

【豊臣政権：１５８５年～１６０３年＜１８年間＞】と比して、【徳川政権：１６０３年～１８６８年＜２６５年間＞】を『ホトトギスが鳴くまで』待って、強固な基盤を良くぞ構築『徳川家康公』と改めて想う。如何せん、２６５年間～『武家社会』では喧々諤々在ったにせよ～庶民間では世界でもい有数な１００万人都市「江戸」を中核に見事に花開いた元禄文化など。僅か、７１年経て『きな臭く』騒々しく為る永田町の体たらく。

だんだんと信繁ときりの評価が上がってきています。もしかすると年末は紅白歌合戦の司会をしているかもしれませんね。熊本は世界の中心で愛をさけぶの行定勲監督の故郷です、審査員に監督と、くまモンと、リバースプロジェクトの代表をお呼びしても良いかもしれません。代表さんより姜尚中先生の方が良いでしょうか？

ナレで「それは豊臣政権崩壊の始まりであった。」言っていたような気が。
秀吉が茶々の事を「日ノ本イチ幸せな女であったと言わせたい」と言っていたけど、幸せかもしれんね、確かに。
自分の父と母を殺された敵討ちができたんだもの。
豊臣家を内部から潰したし。
でもそれは同時に、自分の息子と共に死ななければならなかったが。

オープニングの映像も美しいですものね。観光客が殺到するのも分かります。私も行ってみたいです。米子大瀑布って言うんですね。今まで知らなかったです。こういう大河ドラマ効果でゆかりの土地が脚光を浴びて経済的効果や町おこしに繋がるので真田丸はその点でも大成功ですね。「合成です」と説明すると観光客の皆さんは納得されるそうですよ。数件の記事を読みましたが別にマイナスな記事ではなかったです。

長野県須坂市にある滝の景勝地「米子大瀑布（よなこだいばくふ）」の上に「城がある」と勘違いした観光客が、相次いで訪れる事態になっている。ＮＨＫの大河ドラマ「真田丸」のオープニングで、滝の上に架空の天守閣を合成した映像が放送されたためで、市がホームページなどで「城はありません」と注意を促している。
だが、「黙れ！こ葉っぱぁ」せんべいはあるという噂。

物凄く絵になる構図のシーンでしたね。桜吹雪と相まって怖かった。　まるで後々を暗示するかのように、若き日の淡く儚く、怖さと愁いに、思わず前のめりになりました。　その得体の知れない怖さと、きりのホッとする所が対比としても良かったという感想です。

駿河の国の住人だけど、家康が憎たらしい（笑）本当に憎たらしいわ、あの高笑いに腹が立つわ。内野聖陽さんが上手いのよねえ。平八郎の親ばかぶりに笑ったわ。あの涙は本物よねえ。父娘は似た者同士かな。それにしても信幸がかわいそうだわ～～。それなりに聡いけど常識人なんで。妻との離縁は気の毒だわ。まあ、それが戦国の政略結婚とはいえ。新選組みたいにスピンオフやらないかしら。信幸のその後で。

石田三成役の山本耕史さんは、今週金曜日にNHK
朝イチに出られるようですよ。

真田丸では既に清正が激しく三成に反発してる。秀吉亡き後の家康への鞍替えは、家康にエサで釣られてたらしこまれのだと思う。関ヶ原も大坂の陣も、いわば戦国末期。秀吉子飼いと言えども勝ち馬に乗りたい欲を利用された。私は三成も吉継も信繁も忠義の人だと思ってる。主の側室に手を出すとは思えない。

真田丸での山本さんの三成は、清潔感があって理知的。通俗ボンや昼メロって大衆は喜ぶものだけど安直すぎる。

秀吉に子どもが出来なかったのは、寧々よりも秀吉に問題があると誰もが思っていたはず。

加藤清正や福島正則が三成に反旗を翻したのも、俗説といわれる三成と茶々の密通が、当
時からまことしやかに囁かれていた証しかもね。