政治を描くことは難しいと思います。本ドラマは、そのエキスをうまく掬い取っています。
「こうあって欲しい」と願う市の政治が暗くならず、住民におもねらず、説得力をもって流れてゆくのは、愉しいです。

第2章に入ってから、がぜん面白くなりました。
高橋さんは相変わらずカッコいい。
意外とあっちゃんも健闘してますよね。

佐藤智子議員も頑張っていて、好感が持てますが、それを支える夫がステキです。
現実に日本にはこんな度量のある男性は少ないでしょう。
妻が自分より優れていること（高収入だったり、高地位だったり）に、えらくコンプレックスを持つ夫は多い。脚本が女性であるので、こういう主題にしたのでしょう。頑張れ！

高橋一生さん、さすがに今年の顔ですね。だんだんナイーブな笑顔にはまって来ました。

藤堂誠が最後にデリヘル嬢と撮った写真、将来にどうぞ悪用されませんように。
女性は、男性の性的なことに敏感で、嫌悪感が強いのです。

国会に打って出るつもりの藤堂誠の過去はきれいでなくては。

終盤に向けておもしろくなってきた。初めの頃がいまいちだったのがもったいなかったなあ。あれで視聴者が離れてしまった。なんとなく見続けてきたけど見てきてよかった。高橋一生は最近出演しすぎのように思っていたけど、やっぱりうまい役者さんだな、だから使われるんだなと納得です。

女性は政治向きでないと言われています。
その根底には佐藤智子みたいな正義感の動く人間は、男性には目障りなのでしょう。
でも、全体像から見ると男性にも、藤堂議員タイプがいます。

来週からの流れ、楽しみです。
水を得た魚のように動く、一生さん、何かたいへん生き生きしてステキです。
不登校の高校生への対応の仕方も、大人の助言でした。

最初の頃はマンガチックで退屈していました。
前回あたりから人物も内容もぐいぐいと動き始めました。

藤堂誠の鬱屈した気分も晴れたのでしょう。
表情も明るくなりました。
現実にこんな信念で動いている政治家も存在しているはず。
この国が70年余、戦争をしないできたのです。

いや、いや、いや。
面白くなってきました。
藤堂誠議員も佐藤智子市長のお陰で、良い政治家になりそう。今までは嫌々やっていたのです。
このドラマ、なかなか含蓄に富みます。
脚本家、政治の本髄を知悉しています。

議員の時の髪型、服装、物腰。
かたや、デリヘル嬢と逢っている時の髪型、服装、物腰。

高橋一生さん、うまく使い分けています。

さすがに役者です。

デリヘル嬢と逢っている時が真実の藤堂誠ですね。

高橋一生はわろてんかよりこっちの方が彼らしくていい。

犬崎議員扮する古田新太さん、見るからに悪役面。分かりやすい人です。
こんな得体の知れない男と向き合って、佐藤市長、大丈夫かな。

犬崎は佐藤智子を自分の好きなように操縦できると踏んだのか。
いいえ、いいえ彼女には元新聞記者の友人もいるし、知的な夫もいます。
犬崎議員を必ず、キャンと吠えさせることでしょう。

市長の行方よりも、当方には藤堂誠とデリヘル嬢の関係が気になります。
本ドラマのテーマではないのに、この2人のことだけでドラマになりそうな。

藤堂誠が賢明なら、兄の忠告をきくべきでしょう。
相手の女性は例え弟のためとは言え、風俗という最も安易な方法で金銭をうるなんて。
一緒に暮らせるなどおとぎ話です。育ちの違い、文化の違いは恋に浮かれている間は新鮮に見えても、いつか破綻が来ます。

藤堂誠の持つ多角的な表情は抜群です。ドラマの彫を深くし、陰影があります。
未だ得体の知れない犬崎議員も、うまい。
佐藤智子の一本気な主役をうまく引き立てています。
このドラマ、なかなかいいよ。
市長も潔白だったのに、余貴美子さん、また出て来てね。

高橋一生さんは，数年前相棒に出演なさったとき，かなりインパクトのある役だったので印象に残ってます。今回は，藤堂議員とお兄さんとのシーン，また藤堂議員とデリヘル嬢とのシーンは，彼の心の葛藤がとてもよく表現れていて名演技だと思いました。素敵な役者さんですね。

このドラマの唯一気になる所は、藤堂議員とデリヘル嬢が今後どうなっていくのかな？というところだけです。あと内容とは関係ないですが篠原さんは妊娠されているのか全体的にふっくら(特に胸とお腹付近)してて少し気になってしましますね。佐藤議員は確かに正しい様な気もするがどうしても応援できない。

『子ども食堂』の回で副音声でトレエン斎藤・元ＡＫＢ前田がドラマの裏解説をしていた。

前田は長回しで二回噛んでＮＧを出して冷や汗をかいたらしく、斎藤は高橋一生と並んでお弁当を食べるシーンで「ウィンナー食べた」とか自分でくだらないと思うこと話しかけていて、高橋は二歳下なのに「さん」づけだとか。斎藤は自分のシーンだけ何回も見るらしいけど、だいたい見切れてるのが不憫（笑）

犬崎は派閥の親分なのに、なぜ智子を市長選に担ぎ出そうとしているんだ？
大澄賢也の底意地の悪い感じがいいね（笑）

自殺した望月という秘書の名前、官邸に喰いつく左翼の女性記者が浮かんだ。　

松本清張にはこの手のサスペンスが多いです。実際は秘書が勝手にしたのでしょうか。
お金をネコババしたのは秘書とその相手でしょうか。

実世界にこんなおかしな事実があるのかしら。秘書はそれなら、死を覚悟の仕事です。
日本の政界にも秘書が一存でやった、で解決しています。死人に口無しなんて、おかしいです。
佐藤議員、解決してね。高給はそのためにあるのです！！

市長候補に藤堂誠がなれば。女性票がうんと入ります。
女性は本当は、イケメンがすきなのです。
花を愛でるのも、美しい風景に惹かれるのも、男性より女性です。

女性は本音を言って男性に圧力を掛けられるのが怖くて、本音は言いませんでした。
でも正直、女性は美形の男に惹かれます。
男はそれが怖くて「男は顔じゃない」などと居直ってきましたが。

紺のスーツがこんなに似合う三十男っているでしょうか。
高橋一生さんのこと。
こんな生まれもよく賢い男に、ちゃんとした家の恋人がいないなんて。
そこがドラマですね。

凋落フジだから致し方ないけど設定が雑すぎ！
今のご時世、基礎自治体議員で運転手付きの高級車、料亭で会食なんて政令市のしかも極めて僅かな議員さん程度。多くの市町議員は自分の仕事と議員活動で時間も財力もぎりぎりなのが現状。正副議長ともなれば公務多忙で本作のような特権などない。エピソードもひと昔前の話ばかりでリアリティなさすぎ。製作スタッフはもっと地方議員の現状を調査研究してから取り組んでほしかった。

思いがけない展開になってきました。どうなるんでしょうか？一時間あっという間でした。

テレビの番組案内を見ていると「絶対に見逃せない第5話！」とあります。
議員の中で何か起こりそう。

どなたかもコメントしていましたが、登場人物が画面に話しかける演出があまり好きじゃないです。初回だけかと思って我慢していましたが、続くんですね。内容は面白いはずなんですが、どうもつまらない、残念です。篠原涼子さんの演技は段々とわざとらしく大げさになっていきますね。鼻にかかる演技になってきたと思ってましたが、今回のドラマでは特にひどい。役柄なんでしょうけど、ちょっといただけないです。

片想いの敵を見た。たかしが一番好きだったあっちゃんとの共演。嬉しいだろうな。以前、他の番組であっちゃんとの共演だと思ったら偽物。顔は、笑ってたけど目は、悲しんでた様に見えた。

脚本家の橋田壽賀子氏がその著書に書いていました。
「ベッドシーンは描きません。しかし演出家がうるさいの。ベッドシーンを描け描けと。男と女がベッドに入る前と、その後がドラマです。ベッドに入れば、することはみな同じです」

何故あんなに無益なことを撮影するのでしょう。その時間にもっとドラマの根幹に触れる人間関係を描くべきです。高橋一生さんのベッドシーンを喜んで見る人がいるのですか。

高橋一生の裸って必要ですか？

人は種々様々な人に混じって成長してゆくのですね。本ドラマの出演者は互いに個性を発揮して、学んでゆきます。智子議員はそんなに知的ではない。その分、教育によっての洗脳は受けていない。自分の生きる智慧とか勘は鋭い。理論よりも感情で考える。
逆に藤堂誠は、政治論で動く。「急がば回れ」とか、のたまって。
どちらも大切です。
智子議員の「考える先に走る」タイプは現在では、もっと必要なのかも。

ネット記者が本作をご都合主義と一刀両断していた。その記事を読んだが、ちょっとピントはずれだと感じた。

投稿者の自分は、子ども食堂の経営者に負担がかかって主人公が若手議員に叱責されるシーンから見たのだけど、智子（篠原涼子）の思惑通りにならず派閥争いに組み込まれていく展開は、ご都合主義とは違うと思った。返ってこれからの展開に興味が湧いたのだけど。