主演女優はもっと演技したかったんだと思う
燃えるような情熱を見せる自信があったんだと思う
穴窯一度しか見せ場がなかった演技力
私はこんなものじゃないと最後まで言いたげだった
ロスがないと言い切ったのは本当だろう

我が家の猫も毎日楽しく見ています、物事を深く考えない者にはとてもいいドラマです。

スカ―レットの放送中【昨年12月30日】に父親が亡くなりました86歳でした。年明けは悲しんでばかりいましたが、毎日スカーレットを見て少しずつエネルギーが沸いてきました。この朝ドラは私にとってわすれられない朝ドラになりました。フカ先生が出てるときはまだお父さんが生きてたな～とか思い出してしまいまだ時々泣いてしまいます。とうとう最終回です。泣かずにしっかり見ようと思います。

最終回に向けて、あったかいメッセージをたくさん読めてうれしかったよ。今日の武志の横顔が神々しいくらいきれいで涙が出そうになったよ。みなさんありがとう。

いい人ばかりではないのが世の中。プロレスもベビーフェイスと言われる正義だけでは成り立たない。ヒールと言われる悪役も必要。そういう面では真奈や直子は必要悪。この番組も次作エールのためには必要なのだ。

いく喜美子の姿がとてもリアルだった。一般常識では計り知れない芸術家としてのヒロインを描いた大胆な実験作である。今までの朝ドラにはない革新的な作品であった。成馬零一氏の『スカーレット』評である。流石はドラマ批評の第一人者。上から目線で批判ばかりを繰り返す薄っぺらい素人の感想とは違う！

日々是好日な今朝回の終章らしい顔出しサービスと取って置きの琵琶湖ロケ…こんな感じですよね。モデルだと…ドナー探しで適合者が見つかり移植手術をするが息子さんは２年後に亡くなるとなってました。本作は毎度の事ですが引用したとしても描写はなく、演者の後日談で魅せ想像させる形式…う〜ん、コレばかりになったら困るナ…。

いつもと変わらない一日は特別な一日。最終的に日常の小さな幸せがとてつもなく幸せ、というテーマを打ち出して来た。そう、それ！コロナ問題で今痛烈にそれを感じる、全く同感。
でも、それがテーマなら「スカーレット」っていうタイトルは何だったのだろうか？タイトルと中身が全く異なる印象が残る朝ドラだった。

今まで、朝ドラヒロインは品行方正だな、息苦しい、と思うことがあったけど、この朝ドラは「自由は不自由や」、自分の生き方は自分の意志で決めなさい、と肯定してくれる。喜美子の生き方、直子の生き方は本人の自由。私は真奈が苦手で見てて疲れますが、武志が真奈を迷惑と思わないのなら自由。でも、時々手を離すくらいの距離感がうまくいくと思う直子＆鮫島の考え方に賛同する私の心も自由です。

穴窯で息子の将来のお金を使い果たし家族を捨てたのは最後に陶芸も何もかも放り出してドナー探しに奔走するためだと思ってたけど、まさか骨髄バンクやらないなんてね。いやはや脚本が迷走しまくって途中で路線変更した結果最後まで魂の叫びのないドラマになっちゃった。喜美子が激しく己を燃え上がらせたのは穴窯のただ一回のみ。息子のためにはあの情熱を見せないってことだよ。そんなヒロインを描きたかったの？

スカーレットがドラマGPで４冠達成しましたね。作品賞、主演女優賞戸田恵梨香、助演男優賞林遣都、助演女優賞富田靖子。個人的には八郎役の松下さんも良かったけど。明日の最終回期待してます。

何でもない一日は特別な一日。♪何でもないような事が幸せだったと思う。何でもない夜の事２度とは戻れない夜♪この歌のとおり幸せって後から気づくもの。同じ一日は２度とない。だから毎日を大切に生きよう。という事ですかね。好調な時はなかなか今ある幸せに気づかないけど、今のこのご時世になって初めて気づかされる事もある。直子は鮫島を失ってやっと本当の幸せに気づいたのかな?鮫島のエピソードもうないのかな?

全１５０頁の日本放送協会自信作～連続テレビ小説～その、１４９頁目に先程目を通したばかりだが、気の抜けたビールの如くの上を行く体たらくな構成・脚本に唖然とした。信楽への恩返し～みんなの陶芸展～『ちや子さん』と「草間」の遣り取りの尺要りますか？。ラストシーン～気心知れた仲間で琵琶湖～明るい未来の象徴を表現？かな。明日、１５０頁目～タイムスリップの予感～「武志」不在の予感～何ら変わらぬ日常が展開

照子の家庭菜園の新鮮野菜！ってスーパーの野菜しか知らない人には解らないでしょうけど、泥や虫やクモの巣やゴミが付いていて調理前の掃除が大変です。スーパーのインスタントしか知らない人には解らないでしょうけど、和食も出汁をとって丁寧に作るのは大変です。草間さんに教わった礼儀と感謝の心を武志と実践している喜美子は、大久保さんに教わった台所仕事も手抜きはしませんよ。母の愛情はあふれています。

土曜日にはドナーが見つかり、武志の病気は完治。これは多くの視聴者が望んでいる終わり方なのでしょう。見せてやりましょうお花畑少女ファンタジー同士の心意気！

作風やヒロインの容姿、キャラが気に入らないのだろう。若くてキュートで保護本能をくすぐるヒロインが周囲の人たちの善意に助けられて成功する。現在の日本にはほとんど存在しないノスタルジックな家族愛や親子関係を描く。朝ドラは綺麗ごとばかりのご都合主義、ファンタジーだと揶揄されてきたのは事実だ。今作は、その甘ったるい砂糖菓子のような定型から何とか踏み出そうとした意欲作であった。その意気や良し。BKよ天晴れ！

直子の存在意義、そうだったのか…って、合点がいった今日。伏線…って言うのかわからないけど、素晴らしい最終回へ向けての、木曜の朝。今まで繋がっていた人々、日常の生活の、なんと他には代え難い貴重な時間……武志は、早逝の方向かもしれないけど、その 中身のなんと充実して濃いことか。改めて 、脚本家の伏線の数々に、感服しまくりの、最終週…。心して見届けさせていただきます。同志 の方々も多い…でしょ？

直子は賢くて合理的なホテイさんより情のある鮫島とよりを戻すのかな?もしかして鮫島とドナー適合してめでたしめでたしだったら元ジャニと現ジャニの初共演実現するかもしれませんね。今日は直子の空襲のトラウマの話が回収されました。ホテイさんも結局ドナー検査受けてくれて良い人だと思うけど「手を離したお姉さんも辛かっただろうね」の鮫島にぐっときました。直子幸せになってほしいです。

直子の告白には思わず涙が溢れました。ヒロインは喜美子ですが、登場人物の各々が自分の人生を歩いています。説明セリフで以下省略は、例えば夕方のひょっこでもあります。画面に表れなくて感じられないというのは拒絶のドアを下ろしているのではないかと、ここに連投されるネガティブ意見を読んで思います。好き嫌いはあって当然ですが、執拗な叩きを繰り返すのには辟易しています。世の中は不寛容ですね。

姉にも紹介出来ない布袋社長には下衆な想像を駆立てられますが、結局登場もなく只の会話上のコマ。本作らしい事後報告のお噺で収束する直子の物語でした♫チャンチャン。せめてお噺らしく最終回を復縁した鮫島と共に飾ってほしー処ですね。妹役と云っても福田さんよりも出番が少ないし、桜庭さんにとっては得をしない役でした。

ラス前～大ラス二ページと云う昨秋スタート朝ドラ、まさかの新型コロナ渦～人生は、本当にまさか・上り下り坂同様顕著。残り少ない「武志」の時間に寄り添う「喜美子」に「八郎」の父母、遣って来た幼馴染「照子」に「信作」。「直子」PAPA＜GEORGEでは無い＞～布袋寅泰氏～では無く不動産事業の『布袋さん』割合良さそうな野郎～真摯に「直子」が話せば、直子起因だが手切れ金を暮れそう、「鮫島」も良い野郎だ

東京制作はお花畑ファンタジーが多いという意見の人がいる。ちょっと甘い。しかしこのドラマは本格的なお花畑ファンタジー。喜美子はたいした苦労もせず、ほとんど努力もしないが、いつの間にか解決。時の流れが勝手に解決するのか、喜美子が魔法でも使っているのかは不明。とても不思議なお話。これぞお花畑ファンタジーの決定版。まさにお花畑ファンタジーの王道。バイブルだ。お花畑ファンタジーはこうでないといけない。