テロの標的だった政経塾関連はどうなるのか。プルトニウムはどうなるのか。何か妨害でうやむやに終わりそう。

ハイヴが登場して物語がまたガラッと変わってきた感じ。
それにしても藩めぐみって大人っぽい声も出すんだなって驚きました。

渡辺信一郎、菅野よう子コンビでスペースダンディに続いて手掛けた作品。ＸＸ県ＸＸＸ村から強奪したプルトニウム、Ｘ庁爆破。互いにナンバーで呼び合うテロリストたちと巻き込まれた同級生。これから動機や背景、最終目的、同級生の視点、追い詰める窓際刑事さんが描写されるけどどんな描写（演出）するか見物でしょうね。

アニメはエンターテイメントに撤するべき、という意見もあるし、それは間違っていないと思いますが、こういう「作家性」を出す作品があっても良いと思います。ただ、好き嫌いはかなりはっきり分かれてしまいますが。でも、渡辺監督がこのスタンスを変えない限り、私はこの監督が好きだと思います。
これからメインキャラの目的と動機がわかってくるのでしょうが、それ以上に、この話をどう終わらせるのかが気になっています。

アニメというより実写のような、でも実写では再現不可能な（いろんな意味で）話でした。
まだ１話みただけですが、監督はアニメだからこそ出せるリアリティにすごくこだわって作っている気がします。
最近は実写でも自分の作りたいものを主張するより、エンターテイメントに撤している作品が多い気がするので、こういう「自己主張」する作品は珍しい気がしました。

わからない部分もあるけど面白かった。メインの二人と比べるとヒロインの印象が薄いというか、弱いというか。話が進むにつれて、このヒロインもだんだんと変わっていくのかな？

便所飯、メディアでかなり取りあげられ尽くしたネタで、もう学生さんやってない位じゃないのかな。普通に教室で一人で食べたって大丈夫でしょ。逆に『お一人様弁当』の清々しさをメディアで流行らせればいいでしょうに……ってそこで終了した。主人公の過去の恐怖の悪夢…これも既視感。学生向けのストーリーに仕上げた感。

音楽,ストーリー 両方凄そう。

久々に「見たいなあ」と思っている作品です。渡辺監督で音楽が菅野さんで、制作が「坂道のアポロン」の超絶演奏シーンのＭＡＰＰＡさんで。オリジナルなので、どんな話なのかわかりませんが、次回が早く見たい、と思えるくらいはまれると嬉しい。

ノイタミナの新作アニメ、東京の大規模テロ…あまり絵空事が過ぎると白けてしまうが、大人の観賞に耐えられる話か、第１話だけ見てみよう。音楽が、朝ドラ『ごちそうさん』音楽を手掛けた菅野よう子さん担当とはこのアニメの力の入れように期待できる。