[字]<時代劇名作選>新・座頭市Ⅲ 第6話 (182ch韓国ドラマ)
- 7/24 (Thu) 8:55 ~ 10:00 (65分) この時間帯の番組表
- BSフジ 4K
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番組概要
第6話「糸ぐるま」 日本を代表するスター・勝新太郎が心血を注いだ伝説のテレビシリーズ「座頭市」の第4弾!第6話には、ゲストに緒形拳・倍賞美津子が登場!
番組詳細
不作が続き、庄屋徳兵衛(高原駿雄)に納める年貢の金の算段がつかず、農民の娘・お米(倍賞美津子)は一家の犠牲となり、泣く泣く身売りした。 しかし、庄屋屋敷が、風のように現れた無法者・野鶴の彦太郎(緒形拳)一味に襲撃され、多くの農民たちの血と汗の結晶である上納金が強奪されてしまう。 庄屋と野鶴の彦太郎はグルだ。徴発した金を着服するために強欲な庄屋が考えた奸策だった。
あまりの悪辣さに座頭市(勝新太郎)の体中の血が逆流した。 市は彦太郎の片足をたたっ斬った。 本来ならば即座に息の根を止めたいところだが、悪人ながらも彦太郎には、不思議な人間的魅力があった。 それから一年経った。 信州追分宿の茶屋はたごで、市は春をひさぐお米にめぐり会った。 少女の頃の可憐なお米を知っているだけに、自堕落な挙措がすっかり身についたお米が、市には悲しかった。
同じはたごには、隻脚の彦太郎が廃残の身を、お米に養われていた。 奇しき運命の糸に操られ、浮世のあぶれ者同士が、過去の恩讐を忘れ、肩を寄せ合って生きているのだ。 市に足を斬られたために、斬ったはったの修羅の世界から足を洗え、かえって今の落魄の境涯に感謝していると話す彦太郎の述懐には、皮肉なひびきはなかった。 三十五両の前借がかさみ、無理矢理お米は住み替えさせられることになった。
彦太郎は深野の岩五郎(秋山勝俊)に届けてほしいと、市に一通の手紙を託した。 岩五郎は彦太郎の一の子分だった男で、文面は三十五両の借金の依頼だ。 手紙を読んで岩五郎は一人ほくそ笑んだ。彦太郎の首には三百両の賞金がかかっていた。 二足の草鞋をはき羽振りのよい岩五郎は、昔の恩も忘れて彦太郎を召し捕った。
「あんたが売ったのね。人でなし!」お米は市に憎悪の限りの悲痛な罵声をあびせた。 唐丸駕籠に乗せられ彦太郎は江戸送りと決まってしまい…。
座頭市:勝新太郎 野鶴の彦太郎:緒形拳 お米:倍賞美津子 深野の岩五郎:秋山勝俊 庄屋徳兵衛:高原駿雄 源七:市川好朗 旅籠の爺:北見浩一 おくみ:衣麻遼子 女衒:暁新太郎 やり手婆:日高綾子 子分:藤田駿 ほか
原作:子母沢寛 脚本:勝新太郎、山田隆之 監督:勝新太郎 音楽:村井邦彦 制作:勝プロ フジテレビ
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